アート

堀尾一郎のイコン「歴史の方舟」展、ガラス絵・油絵・水彩・スケッチ・版画・その他

 

・・・堀尾氏曰く、”歴史の方舟”コロナ禍で海外旅行が出来なくなって3年。

空間の旅が出来ないのなら、時間の旅をしたいと想い、ペストを乗り越えた「ヨーロッパ中世の方舟を500号の大作に描きました。

日本の歴史も旅したくなり、”鎌倉時代の方舟”や”戦国時代の方舟”を150号のガラス絵に描きました。

世界の旅ができた頃のスケッチや小口木版と合わせてみていただければ幸いです。

  • 堀尾一郎のイコン「歴史の方舟」展。
  • 開催期間:令和5年1月24日~1月29日。
  • 開館時間:AM10:00~PM6:00(最終日PM5:00)。
  • 開催中全日作家在廊。

「歴史の方舟」展、ガラス絵大作

ヨーロッパ中世の方舟

写真:5曲一双「ヨーロッパ中世の方舟」500号。

 

写真:「ヨーロッパ中世の方舟」の一部(右上部分)。

 

古墳時代~江戸時代の方舟

その1.

写真:6曲一双「日本古代~江戸時代の方舟」の巨大作品。
<その1.の一部>
写真:「日本古代~江戸時代の方舟」の一部(下部中央部分)。

 

その2.

写真:6曲一双「日本古代~江戸時代の方舟」の巨大作品。
<その2.の一部>
写真日本古代~江戸時代の方舟」の一部(下部中央部分)。

 

油絵

キリストの方舟

写真:「キリストの方舟」油絵150号。

 

中世の方舟

写真:「中世の方舟」油絵100号。

 

版画

版画大作

生命の花

生命の水

 

木口版画

プロメディオスの神話(ギリシャ神話より)

 

 

水彩

ミコノスの夏(ギリシャ)

 

ロードスの風車(ギリシャ)

 

オールドデリー(インド)

 

マルケンの風車(オランダ)

 

カッパドキア(トルコ)

 

モンサンミッシェル(フランス)

 

ニュールンベルグ(ドイツ)

 

マルケンハーレンダム(オランダ)

 

シャルトル(フランス)

 

ガラス絵(方舟シリーズ・風景・花)

方舟シリーズ

富士の方舟

赤富士の方舟

 

風神雷神の方舟(1)

風神雷神の方舟(2)

風神雷神の方舟(3)

 

 

 

 

 

モンサンミッシェルの方舟(1)

モンサンミッシェルの方舟(2)

 

パラディンスの方舟

 

風景

パルテノン神殿の鳥売り

 

ベネチアの運河

ミコンスの春

 

赤い椿

 

エッフェル塔と聖母子

その他

ガラス絵

その他展示作品

 

 

 

その他

コロナ禍の旅を語る

日時:令和5年1月28日(土)午後2時~3時30分

<ギャラリートーク>

馬場俊吉(美術評論家)・堀尾一郎(画家)

<コンサート>

石田薫(フルート・オカリナ演奏)・平野明美(フルート・篠笛奏者)

新聞記事

・・・中区で堀尾さんの個展、旅へいざなうガラス絵大作と題しての新聞記事を紹介します。

写真:縦3メートル、横3.5メートのガラス絵「ヨーロッパの方舟」を出展した堀尾さん=中区電気会館ギャラリーで。

 

コロナ禍で海外への往来が不自由となって3年。

「空間の旅が難しいのなら、絵画で時間軸の旅を楽しもう」と、

二科会会員の洋画家、堀尾一郎さん(77=一宮市)が、「ヨーロッパ中世の方舟」と題した縦3メートル、横3.5メートルある大作を完成させた。

5枚のガラス絵をつなげた作品で。ペストを乗り越え、たくましく生きり中世ヨーロッパの人たちの姿を方舟に乗せて描いた。

中区栄二の電気文化会館ギャラリーで24日に始めた個展「歴史の方舟」で披露した。

皮をなめし、手縫いでこしらえる靴職人や、一生懸命に畑を耕す農民、家族のためにとシチュー作りに精を出す女性などなど。

生き生きとした暮らしぶりを想像し、さまざまな動物や花とともに、赤、青、緑といった原色の油絵の具でガラスの裏面から鮮やかに描いた。

「描いているうちに日本の歴史も旅したくなった」と、聖徳太子や、源頼朝、織田信長らが登場する飛鳥、戦国核時代の方舟作品も制作した。(2023/1/25日、中日新聞)。

第107回 二科展 巡回東海展

  • 開催場所:愛知県美術館8F、名古屋市東区東桜1丁目13-2。TEL052-971-5511
  • アクセス:地下鉄東山線・栄。
  • 開催時間: AM10:00~PM6:00(最終日はPM5:30迄)。

堀尾一郎氏、出展作品「ヨーロッパ中世の方舟」

写真(2023/10/3):堀尾一郎氏作品、愛知県美術館ギャラリー。

 

写真(同日):上掲上段中央の作品は、十二支を独特の感性でデフォルメし輪廻を表現。

 

堀尾一郎プロフィール

写真:堀尾一郎、1945年~。

画歴

  • 1945年、愛知県一宮市生まれ。日本大学芸術学部卒。二科展特選・会友賞・会員賞受賞。
  • 民族の本質を求めてトルコ・スペイン・エジプトなど50か国をスケッチ旅行。
  • 油彩・水彩など個展多数。二科会評議員・水彩協会運営委員。
<講師活動>
  • 場所:名古屋・栄、中日文化センター。
  • 内容:はじめての油彩画・水彩画。
  • 開講日第2・4日曜日、時間13:00~15:00。

 

堀尾一郎のイコン「歴史の方舟」展のまとめ

・・・従来から、私の所属する水彩協会の運営委員でもある堀尾一郎氏(私の1年先輩)のパワーあふれる個展は楽しみにしてきました。

堀尾氏はイコン(聖像画・ガラス絵)がライフワーク。コロナ禍以前は、

毎年のように、ヨーロッパ、中東を中心に海外へ取材に出かけていました。

今回のコロナ禍を乗り越えた個展「歴史の方舟」の作品は、年齢を感じさせずむしろいつもにも増して迫力を感じました。

その溢れる多数の作品の前に立ち、またまた彼の芸術活動にパワーをいただきました。

堀尾氏のご健康と益々のご活躍をお祈りします。最後まで読んでいただきありがとうございました。