アート

飯田燿子(シルクスクリーン)個展、展示作品紹介。名古屋市民ギャラリー矢田、その他

 

・・・栄の県美術館ギャラリーで開催中の春陽展名古屋展に合わせ、春陽会会員の飯田燿子さん(66)=北区=が、

名古屋市民ギャラリー矢田でシルクスクリーンの個展を開催されましたので展示作品を紹介します。

飯田燿子(シルクスクリーン)個展

・・・下記写真は、今回の個展案内状(A4)です。とてもユニークなデザインでした。

  • 展示場所:名古屋市民ギャラリー矢田。
  • 展示期間:2023/5/16(火)~5/21(日)。
  • 展示時間:AM11:00~PM5:00。

展示作品紹介

展示作品(シルクスクリーン)

・・・作品の技法は、すべてシルクスクリーンです。題名、展示会場・受賞・入選などの順に記載してあります。

My Dear Lovely

カフカの変身より~

道化師:第31回 美浜美術展 入選

ソウコク Ⅱ:第10回 高知国際版画トリエンナーレ 入選

相 剋:第7回 山梨県 版画大賞展 入選

相 性 SOUSE 1

相 克

群 衆 1

葛 藤 Ⅳ

相 性Ⅰ

相 性 Ⅳ

相 克 3

相 克 2

葛 藤 Ⅰ

葛 藤:94回 春陽展 大賞

葛 藤 Ⅲ

葛 藤:第69回瀬戸市美術展優秀賞

相 性 Ⅲ

おもひ Ⅱ

おもひⅠ

想いの在りか:第5回山本鼎 版画大賞展 入賞

Omohi Ⅰ:第1回 FEIPRINTAWARD 入選

うつわ Ⅲ:第3回高知国際版画トリエンナーレ 入選

思 ひ Ⅱ:中部春陽展 東海テレビ賞

むこうへ

平常無事ニ

街 1

むこうへ

平常無事三

平常無事

LIFE Ⅵ

その他

新聞記事

・・・心の中を暗喩するシルクスクリーン版画作品を展示した飯田さん。

下記写真は、東区大幸南1の市民ギャラリー矢田で、新聞取材を受けた時の飯田さんです。

写真:2023/5/19、中日新聞。

栄の県美術館ギャラリーで開催中の春陽展名古屋展に合わせ、

春陽会会員の飯田燿子さん(66)=北区=が、名古屋市内で版画の初個展を開いている。

飯田さんは東区の市民ギャラリー矢田で21日まで、シルクスクリーン版画作品31点を展示。

2017年の春陽会で最高の春陽会賞を受賞しており、同展や海外店での招待出品など15年前からの制作を年を追って並べた。

作品では葛藤、相克といった人の心の内を暗喩し、「世の中は楽しいこともあれば陰もある、

こんな絵もあるんだとみてもらえば」と語る。(2023/5/19、中日新聞)。

作家画歴

招待展示・その他

その1.

ニューヨーク マンハッタン:日本商工会議所ビル1F、ニューヨーク展。

その2.

ランス市 名古屋市姉妹都市提携:ランス市ギャラリー フランス展。

その3.

サンクトペテルブルク ロシア展:日本人祭と合わせて招待。

写真:エルミタージ美術館分館。

 

その4.

全国アートコンクール:マツダ賞受賞

写真:神奈川県美術館。

主な展示(国内)

  • 2011 中部春陽会 東海テレビ賞。
  • 2016 第93回春陽展 奨励賞。
  • 2017 第94回春陽展 春陽会賞。
  • 2018 第95回春陽展 南王子一賞。
  • 2019 春陽会 会員推挙。

その他(海外)、上記展示を除く

  • 2009 スペインカタゲス グループ展
  • 2015 台湾 グループ展
  • 2019 ギリシャ グループ展

名古屋市民ギャラリー矢田

  • 所  在:名古屋市東区大幸南一丁目1番10号 カルポート東。
  • アクセス(1):地下鉄名城線(ナゴヤドーム前矢田)、下車1番出口南へ徒歩5分。
  • アクセス(2):ゆとりーとライン(ナゴヤドーム前矢田)、下車南へ徒歩3分。

飯田燿子(シルクスクリーン)個展のまとめ

・・・春陽会会員のシルクスクリーン作家の飯田燿子さんが、

名古屋市民ギャラリー矢田で初の個展開催との案内をいただきお伺いしましたが、休館となっておりました。

事情が分からないまま、最終日に再度お伺いしましたら、男性2名(ご家族の方)が受付にいらっしゃいました。

実は、作家さんは開廊初日に新聞記者の取材を受けた時点ではお元気でしたが、

次の日の朝(私の訪廊した日)から体調を崩され、現在も入院中であるとの事でした。

よって、家族の方で最終日(搬出日)に受付をなさっていたとの事情が判明いたしました。

改めて~自分の健康を含め取り巻く環境が整っていないと芸術活動は続けられない~と再認識した出来事でした。

飯田さんは、葛藤・相克といった人の心の内を、シルクスクリーン技法で抽象的に暗喩する貴重でユニークな作家です。

飯田さんの一日も早いご回復を祈ります。最後まで読んでいただきありがとうございました。