英会話

「シニア英会話体験」から、外国人恐怖症の克服法発見。誰でもできる、簡単な先制攻撃「マル秘の一言」

 

こんにちは、昭和シニアです。その時代は英語の勉強を始めるのは一般的に、中学生(13才)からでした。

Jack&Bettyの世代です。英語歴だけは60年ですが、継続して勉強していませんので、英会話はもちろん上手ではありません。

そこでいきなり結論ですが、次の英語が分かれば外人恐怖症が治ります。それは、I’m learning English for two years.です。

しかしそうはいっても、これぐらいの英語が理解できる人でも普段の生活の中で外国人が近づいてきたら、自然に体が避ける反応をするのが予想できます。

一言でいえば、英会話ができなくても困らない生活環境(職場・場所)にいたら、いきなり外国人が近づいて来たら、想定外で脳と口が対応できないのは当然ですよね。

しかし、デジタル化、グローバル化が進む中、英語が日常的に使われる頻度が増えているこの頃です。

さらに将来的には、外国人訪日の増加が予想されるなど、英会話を身に付けることは益々必要だと思われます。

一方、昭和シニアは長い間、学校教育で英語を勉強して来たはずでした。

あんなに英語の授業があったのになぜしゃべれなのでしょう。

今でも外国人と英会話ができないとは情けない。との考えがよぎりますね。

でも自分だけではない!これは、何か原因があるはずです。

でも、大丈夫です!ヒヤリングさえ出来れば、中学性レベルの知識で誰でも英語をしゃべれます

そうです、ネイティブがしゃべるのは、早くて聞き取れないだけです。

つまり「ヒヤリングの壁」があるのです。ヒヤリングそしてもう一つあるんです、それは「スピーキングの壁」です。

我々はヒヤリングと、スピーキングの授業はやってないのです。

今までの授業は、テストのためのリーディングとスペリングだけだったのです。

しかし、先制攻撃「マル秘の一言」で、ヒヤリングの壁が解消したら、誰でも簡単に外国人恐怖症を克服できます。

それは、I’m learning English for two years.です。この一言で、解決します。

ヒヤリングの壁を越え、加えてスピーキングの「マル秘の一言」を繰り返し、少しづつ会話のスキルを増やしていきましょう。

「シニア英会話体験」から、外国人恐怖症の克服法発見。

英会話を習得したいと強い動機を持っている若者は、自ら渡航し、外国語の言葉のシャワーを浴びマスターしている人もいるでしょう。

しかし、現実的にすべての人が、語学習得のために渡航できる環境にいる訳ではありません。

日本国内で英会話を身に付ける方法は?

日本に住んで、英会話を効率的に習得するには、他国にホームステイするか・家族でホームステイを受け入れる体制を作るか。

そういう仕組みの団体があれば、その組織に参加するのも良いかと思います。

各地に氾濫している英会話教室で勉強するか。しかし沢山お金を払えば、それに応じて上達する?というものでもありませんよね。

では検定試験でスキルアップをするか、ラジオ番組で勉強するかという方法もありますね。

外国人恐怖症の原因はヒヤリングの壁だった。

でも、コスパ的にも一番良い方法は、直接外国人と話すことです。

会話の原則は、聞いてから、そして話すですよね。

しかし、話す前に肝心なヒヤリングができないと絶対話せません。(聞かない言葉は、話せません)。

でも、ヒヤリングできない言葉を確認するたびに、sorry, slowlyとか流れを遮るのは、お互いの会話の進行に良くありません。

そこで、外国人が最初から自らゆっくり話すことにより、ヒヤリングの壁が低くなる方法があればベストですよね。どうすれば?。

では、具体的に外国人がゆっくり話したくなる方法、先制攻撃「マル秘の一言」を気づいた経緯を記事にします。

誰でもできる、簡単な先制攻撃「マル秘の一言」

私は名古屋に住んでいますが、その間よく外国人に声をかけられます。はじめはつい身構えていましたが・・・。

いつの間にか身構えなくなった自分に気づきました。どうして身構えなくなったのか?。

写真:外国人二人と半日過ごした科学館・プラネタリウム。

ヒヤリングができれば、会話が始まる。

外国人との会話の最初に自分が、無意識に使っている先制攻撃「マル秘の一言」に気づきました。

この先制攻撃「マル秘の一言」が、ヒヤリングの助けになると確信し、記事にしました。

20歳ぐらいのある日、街の歩道を歩いていたときでした。

ガタイの良い二人連れの外国人が歩道の対面から歩み寄ってきたのです。

まず本能的に、手に何か持ってないか?チェック!正直怖かったですよ(笑)。

すると、その中の一人がミュージアム・ミュージアムといって近寄ってかました。(実際には早口で、非常に聞き取りにくかったです)。

歩いて10分ぐらいの白川公園の中に、科学館があります。英語での道案内の言葉も、とっさに出てきませんでした。

この際、連れていくことにしました。その時、外国人二人相手に私が無意識に防御本能的に口から出た言葉です。それは・・・。

I’m learning English for two years.でした。

この一言を境に、科学館につくまで、彼らは私にわかるようにゆっくり話しかけてくれるようになりました。

効果テキメン!(笑)。

ネイティブとの英会話は、ヒアリングが難しいのです。二人はベトナム戦争の兵役が終わり、帰国途中の米兵でした。

簡単な先制攻撃「マル秘の一言」に確信。

そこで、私の経験から身に付けた外国人に、ゆっくり話させる簡単な先制攻撃「マル秘の一言」の効果を確信をもって記事にしました。

I am learning English for two years.

この先制攻撃「マル秘の一言」で、すべて解決です!なぜでしょう?

この一言で自分たちは普通にしゃべっていた外国人は、相手の立場を考えます。自分の分身を想像します。

外国人二人も、2年で日本語を話せるだろうか?との思いが彼らの分身にセットされます。

これでOK!こちらのペースです。外国人があなたにわかるように話し始めます。

この先制攻撃「マル秘の一言」を得た経験は、その後の英会話に大いに役に立ちました。

しかも、シニア英会話体験は無料で、大きな収穫でした(笑)。「マル秘の一言」がお役に立てば幸いです。

彼らと街で出会い、半日のお付き合いした時の記事。

ガタイの良い二人連れの外国人は、ベトナム戦争の任務が終わり、帰国途中の米兵でした。

1964年トンキン湾事件以降、アメリカが大規模に介入し泥沼化したベトナム戦争です。

兵役を終えたアメリカの帰国兵が、途中に日本に立ち寄った。その時、私が彼らに出くわしたケースでした。

ミユージアムに着きましたが、話の流れで私も入口でチケットを買い、彼らと一緒にミュージアムを見学しました。

入口に案内係の女性がいたので、我々の状況を話しました。彼女は、私を通訳と思ったらしい。

私は通訳でないと説明し、彼らと一緒に英語での案内を聞きました。

彼女は、元気はつらつ館内に誘導しました。まず入口の大きな発電所の模型が3つ並んでいました。

ここから彼女の「簡単な英語と目からウロコ」の説明が始まりました。

ミュージアムでの英語説明

水力発電所

Water Power Electric.

火力発電所

Fired Power Electric.

原子力発電所

Atomic Power Electric.

なんと簡単な!しかし、彼らにはちゃんと通じていました。後から勉強に、と思い辞書を引き確かめました。

水力発電・・・hydroelectric power generation

火力発電所・・・a thermal power plant

原子力発電・・・a nuclear electric power

今まで知っている簡単な単語でネイティブにちゃんと通じている、シンプルな組み合わせですね。

アルキメデスの原理

次のブースはアルキメデスの原理です。目線の位置に木でできた台がありました。

そのうえに置かれた大きな水槽に水が7分ほど貼ってありました。

その傍らに丸い鉄球と四角い鉄製のboxが台の上に並べてありました。

案内係は、どんな簡単な単語で説明するのだろう?彼女は、玉とboxを指さし説明しました。

This iron ball and that iron box are same weight.

そして、彼女は鉄の玉を水の中に沈めた後、鉄製のboxを水の上に置き浮かせました。

Iron ball is in the water, but iron box is on the water.

“Why ?” 彼らはおどけたふりをして、首をかしげました(笑)。

アルキメデスの原理についてまたまた、辞書で引きました(笑)。

Archimedes’ principle・・・静止している流体の中に全部または一部沈んでいる物体は、その排除した流体の重さに等しい力で、流体から鉛直上向きに押し上げられている。

又も、知っている簡単な単語でネイティブにちゃんと通じている、シンプルな組み合わせですね。

学術会議でなく、ちょっとした日常の会話であれば、コミニケーションをとるには十分だと思います。

最後はプラネタリウムです

プラネタリウムでは会話ができないですが、二人との会話に休憩ができるので助かりました(笑)。

館内の椅子に横たわり、暫く星を眺め落ち着かない中でほっとしました。

英語での館内説明はありませんでした。無言の見学?が終わりました。英語の館内説明があればと、思いました。

館内の撮影も終わり、外も暗くなってきました。米兵の待合場所は、栄地下街の「ガラスの城」でした。

私の帰り道も栄の地下街を通るので都合よく、そこまで案内しました。

栄の地下街「ガラスの城」には10数人の米兵仲間がたむろしていました。

二人の米兵が、仲間に合流し彼らと話しているとき、”nice day”と言う言葉が聞こえてきました。

私は、I have to go home. と言って彼らと別れました。

少しは役に立ったかなと思いました。疲労と安堵感が混じった経験でした。

「長時間のお付き合い」のまとめ

ミュージアム案内係の単純な英語表現は、目からウロコでした。

我々日本人は、つい完璧さを求めます。聞きとれない早口の英語が消化されない。

加えて、直訳日本語を基にした英単語が出てこず、会話が行き詰ります。

しかし、I’m learning English for two years. の一言で、相手も寛容な気持ちになるのではと思います。

道案内などは、結果的にコミニケーションが取れれば良い訳ですので、「マル秘の一言」 をお使いください。お役に立てると確信しています。

 

自分から声をかける時の「マル秘の一言」。

初めて出会った外国人に、いきなりWhat your name?とかWhere are you from?とかは、最初の一言には、私はお勧めしません。

最初に会った人から、あんた誰名前は?何処から来たの?と、聞かれたことになりますね。

自分から話しかける時の、先制攻撃「マル秘の一言」。

あんた誰名前は?何処から来たの?では、これからの会話のスタートが良いものになるとは思えません。一番無難なのは・・・。

自分から話しかける時の「マル秘の一言」。

  • Excuse me, May I speak English with you?です。

困っている人に、声をかける時の「マル秘の一言」。

明らかに何か困っているな?と思った時にかける言葉で、一番無難なのは・・・。

  • Is there anything I can do for you?です。これで、失敗したことはありません(笑)。

話しかける理由を明らかにする時の「マル秘の一言」。

困っている人以外、なぜ自分が話しかけられるのか?との疑問を解消してあげましょう。

話しかけてきた相手の目的に不安感を持ったままでは、会話が弾みませんよね。

単に英会話の練習をしたい時の「マル秘の一言」。

お互いの名乗り紹介の場面はケースバイケースなので省略します。

  • I practice English so that I can use it for my  English conversation.・・・と自分の意思をはっきり伝えましょう。目的語を、work・businessにすると、自己紹介にも応用できます。

職業を訪ねる時の「マル秘の一言」。

言い方にも色々あります。相手が先に言ったら別ですが、その前に自分の職業を先に言った方が良いですね。

  • I’m a bank clerk. ・an engineer ・a doctor・ a salesman   a homemaker ・an office worker など。
  • I’m retired from the bank now.・・・~を退職した、ケース。
  • I quitted my job.・・・自分で仕事をやめた、ケース。

相手の職業を尋ねる時の「マル秘の一言」。

  • What are you doing?  What do you do (for living)? もあります。
  • What your occupation? も十分通じました。…相手はpilotの方でした。

道を探している外国人を、目的地まで連れていく時の「マル秘の一言」

お土産を買う場所を探すケース。こちらから誰に買うの?と質問。

  • Do you need souvenir? Who will take it?…こちらが質問。
  • My daughter will take the souvenir.・・・相手が回答。
  • Let’ s go to ミツコシ! Follow me!・・・ついてきて!

 自分から話しかける時、実践で必ず役に立つ「マル秘の一言」です。繰り返し練習し実践で、お役に立てば幸いです。

時間をかけてもいい、正しい英会話を身に付けるよう英文法を復習する。

ところで、正しい英会話を身に付けるには、先ず基礎的な英文法(5文型)を理解する必要があります。

英会話に「文法はいらない」とか「文法不要」のタイトル本を読んでも中身は、ちゃんと5文型を説明してあります。

そこで、【中学・高校6年間の英語をこの1冊で復讐する】を紹介します。

加えて昭和シニアが、改めて読み直した英文法の本【本当の英語力は5文型で劇的に伸びる】を紹介します。

正しい文法を身に付けたい、学生の時は避けていたがもう一度やり直したい方にはおすすめします。

まとめ

日本に居ながら通常の生活の中で、他国の言葉を完全にマスターするなんて一般的に無理です。

しかし、相手の発音に対する、ヒヤリングの壁が低く、言葉を聞き取れれば何とかなります

I am learning English for two years.

そうなんです、先制攻撃「マル秘の一言!」この一言でヒヤリングの壁が低くなります。

そして、会話は進行します!。自分の知っている簡単な言葉を使い、会話を続けます。そしてスピーキングを繰り返し練習します。

先制攻撃「マル秘の一言!」この一言で、ヒヤリングの壁が低くなり、さらにスピーキングの繰り返しによりスキルがアップし、英会話がスムーズになれば幸いです。

 

発行所:ADOKAWA 稲田一著
発行所:大和出版 芦永奈雄著