横断歩道でアイコンタクト
歩行者からのアイコンタクト
・・・こんにちは、昭和シニアです。外国人が日本で体験し感激した出来事の中で、横断歩道で子供が渡り終えた時の振る舞いがあります。
その子供は、渡り終えた後、振り向いて運転者にアイコンタクト・お礼の会釈をしたことが紹介されたことがありました。
昭和シニアも都会よりどちらかというと田舎の狭い道幅の横断歩道で数回経験しました。
とても愛らしく、こちらが照れ臭くなるような感じもしますが、何か役に立てたような充実した心地がしました。
運転者からのアイコンタクト
転運転者のアイコンタクト>
運転中、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいるとき、その横断歩道の手前で停車させ、その歩行者が通り過ぎるのを待ちます。
好むと好まざるとにかかわらず、運転者はその歩行者が通り過ぎるまで、その人の顔を見ます。
歩行者からのアイコンタクト、3つのタイプ
歩行者のアイコンタクト、3つのタイプ
自分が渡り終わるまで停車している車の中の運転者の顔を見るか見ないかは、それは自由です。
そこで運転者からの目線になりますが、歩行者にいろんなタイプがあることに気づきます。三つのタイプに分かれます。
- 申し訳なさそうに会釈し歩行を早め通り過ぎる人、アイコンタクトあり。
- アイコンタクト・会釈はないが、急ぎ足で通り過ぎる人。
- 歩行を早める様子もなく、会釈もなく何事も無かったように通り過ぎる人、ノーアイコンタクト。
歩行者と運転者のアイコンタクト、3つのタイプ
4.アイコンタクトの体験、タイプ別3つの思考
交通規則上は、「歩行者優先」のもと何ら問題ないことを前提に、歩行者と運転者の状況を思考します。
1.アイコンタクト
歩行者が、軽い会釈で運転者に対する敬意を払い、運転者もそれに対し軽い会釈で応じます。
運転者にとって今日は良い日だな!と思わせる、充実感のあるアイコンタクトが生まれます。
2.グレーゾーン、アイコンタクト
分離帯のあるような広い道路を渡るとき、歩行は早めでる。自分が歩行者側の時に取る行動です。
運転者は、歩行者が通り過ぎるまで停車し待っている。歩行者はその行為を分かっているのか、そもそも感じてないのか。
3.ノーアイコンタクト
交通規則で当たり前のことで、歩行はマイペース、お辞儀をするとか全く眼中にないのか、何事もなかったように通り過ぎる。
ノーアイコンタクトの異次元の世界。運転者にとって、何故かやや不満を感じるケース。
交通の方法に関する教則は改正され、「横断する時は手を上げるなどして運転者に横断する意思を明確に伝えましょう」と、手上げ横断を促す内容が43年ぶりに復活しました。
「交通の方法に関する教則が改正」横断する時は手を上げ、運転者とアイコンタクト。
歩行者は、横断する意思を明確に。
2021年4月、交通の方法に関する教則が改正され、「横断する時は手を上げるなどして運転者に横断する意思を明確に伝えましょう」と、手上げ横断を促す内容が43年ぶりに復活した。(以下2021/12/1、中日新聞記事)
各自治体も再び、手上げ横断の啓発活動に力を入れている。背景には歩行者の死亡事故が目立つ現状がある。
横断中の死亡事故、大半が高齢者。
警察庁によると、2020年の交通事故の死者数2839人の35.3%を歩行者が占めた。
そのうち、横断中の事故で亡くなった人は651人で、その大半が高齢者だった。
その要因の一つとされるのが、歩行者優先の意識の低さだ。
道路交通法は、歩行者が横断歩道を渡ろうとしている場合、車やバイクは一時停止しなければならないと規定。
違反すると「横断歩行者妨害」として反則金(六千~一万二千円)か、罰則(三か月以下の懲役または5万円以下の罰金)が科される。
だが、日本自動車連盟(JAF)が8月に実施した調査によると、信号のない横断歩道で一時停止した車の割合は約3割にとどまった。
2017年にアンケートでは、停止しない理由として「自分が止まっても対向車が停止せず危ない」、
「歩行者がいても渡るかどうかわからない」などの回答が多かったという。
手上げ横断のポイントは運転者とのアイコンタクト。
大切なのは運転者との意思疎通。横断したいときに手を上げて運転者に顔を向けて目を合わすようにする。
夕暮れ時や夜間は、手首に反射材を付けると、運転者に見つけてもらいやすい。
発光ダイオード(LED)のキーホルダーなどを携帯し、手を上げる時に光らせるのも効果的。
横断する直前に、手を上げながら左右をよく確認するのが基本。
複数車線にまたがって渡る場合は、道路の中央付近で反対車線側の運転手と目を合わそう。
止まった運転者にほほ笑み掛けたり、会釈をしたりすると、運転者も気持ちがいい。
自分が運転者になった気持ちで、どうすれば気持ちよく止まってもらえるかを考えるのがポイントだ。
片側車線が渋滞していると、対向車線や追い越し車線を走る車両から見えない場合がある。
手を上げているから大丈夫と油断しないようにしたい。
交通安全啓発を担う同県県民安全課の高田恵二さん(58)は「高齢者の事故は自宅から半径500メートルの場所で起こることが多い。
自分にも起こり得るという意識を持ち、「恥ずかしがらずにハンドアップを」と呼び掛ける。
手上げ横断のポイント手順(下記の図を参照)。
- 手を上げて運転者の目を見てアピール。
- 左右確認後に横断開始。道路中央付近にきたら左側の車にもアピール。
- 止まってくれた車には笑顔や会釈で感謝を伝える。
ったなど配達員への感謝とアイコンタクト
配達人へのノーアイコンタクト
・・・昭和シニアは、中学2年の頃から家業である米屋を手伝っていました。
その時のノーアイコンタクトの出会いは今でも記憶に残る経験として、蘇ってきます。
その日は珍しく前日から大雪の降る日で、TVやラジオから大雪警報が報道されていました。
台風とか大雪とかの日は、米の注文は前日まで、これが常識です。米は重いので配達はサービスでした。
しかし、恐れていたTELが夕方に鳴りました。TEL主は、最近開発した山奥の新興住宅の方でした。
周囲には雪が積もり市バの運行も停止の状態です。断ろうと思いましたが、父が注文を受けました。
片道30分はかかるところです。父は、一人では危ないので私に付いてくるように言いました。
自転車の荷台にコメを乗せ、雨合羽の覆いをかぶせしっかり縛りました。
雪の降るなか自転車が滑らないように注意しながら、二人で押しました。
荷台を押す手もかじかんできました。軍手にも冷たい雪がしみ込んで来ます。ハンドルを握る父の両手も冷たかったでしょう。
途中の山道でタバコ屋の入り口の雪かきをしていた奥さんが、”こんな日は、断ればいいのよ”と、声を掛けました。
やっとの思いで到着、新興住宅のあかりが見えてきました。注文の米を玄関先に届けました。
「有り難うの言葉」も、ましてや「ねぎらいの言葉」もありません。ノーアイコンタクトの決定版でした。
配達する側の思い
.配達側のアイコンタクトの思い
今夜の夕食のご飯がなくては困るだろう、新興住宅だから近所から借りることも出来なかったのだろう。
と、相手の困った姿に思いをはせながら、大雪の中やっとの思いで届けたのです。
配達する側の配慮を感じない、考えが及ばないそんな常識のない人も世の中にはいる。
父はあの日、私に身をもって体験させたかったのだろうと今では思っています。
荷物を受け取る側は、配達人に、有り難う・ご苦労様の声をかけて、アイコンタクトで感謝しましょう。
夏の暑い日、冬の寒い日、再配達の時、郵便配達、新聞配達、すべての配達する人に有り難う・ご苦労様の声をかけて、アイコンタクトで感謝しましょう。
交通事故でもアイコンタクト
・・・自転車に乗った状態で真横からトラックに当てられました。
中学三年の年も押し迫ったころ、家業の米屋を手伝っている時の事でした。
交通事故体験
・・・実家からやや遠い親戚からの注文を受け、自転車でお米を届けた後、帰宅を急いでいる夕暮れ時でした。
少しでも近道をしようと思い、横断歩道ではない場所の広い道路を自転車に乗って直角に横切っていた時でした。
左側から突然、トラックが迫ってきたのです。トラックに気づいたときにはもう遅かった!
トラックのブレーキ、キー!と、ドーンが混ざったような音とともに、私は10mほど飛ばされてしまいました。
交通事故の原因・反省
・・・道路を自転車で渡るまえ、左右を確認しましたが、左側は陸橋になっており、見通しが十分でなく陸橋を登ってくるトラックには当然気づきませんでした。
見通しのきかない道路にもかかわらず、これからも車は来ないだろうという見込みが原因だったと反省しています。
一方、陸橋を登っていたトラックの運転手も、下りに向かったところで急に右側から来た自転車の発見が遅れたと思います。
私が、50mほど離れた横断歩道を渡っていればこんなことはなかっただろうと反省しました。
交通事故でもアイコンタクト
・・・トラックに真横からぶつけられた私は、自転車に乗ったままの格好で自分だけ10Mほど右側へ飛ばされてしまいました。
不思議と飛ばされている途中、街並みの景色が左側へスローモーションのように移動していったのを覚えています。
そしてお尻からコンクリートの道路に、打ち付けられたように落ちました。一瞬呼吸が出来ず、暫く体が動きませんでした。
トラックとぶつかる!そのわずかな瞬間ですが、運転手と私はお互いにアイコンタクトがありました。
トラック運転手の、しまった!と急ブレーキをかけたであろう時の、見開いた目を確認していました。
「大丈夫か!怪我はないか」と誰か声をかけてきました。頭の中は真っ白な状態でしたが、声の方向を見ると”さっきの見開いた目をした運転手”でした。
ぶつかった後、すぐに駆けつけてきてくれたのだと思います。
私は回転もせずお尻から道路に落ちた衝撃だけで、何処も出血していないので、「大丈夫です」。と、アイコンタクト状態で返事をしました。
ブレーキとぶつかる音を聞いたのでしょう、人々が集まり始めました。何故かおお事にしたくないなと感じました。
私も何とか立ち上がれましたので、お互い阿吽の呼吸でのやり取りがあり、別れのアイコンタクトをしました。
自転車修理でアイコンタクト
・・・私の自転車は何処だ?見渡すと自転車は道路わきに倒れていました。車輪はわずかに曲がり、チェーンは外れ、ハンドルは角度の向きがおかしくなっていました。
事故に遭った場所から、10分くらい歩いたところに普段利用している自転車屋さんがありました。
トラックにぶつかり飛ばされて全身が重くだるい感じが残っていました。自転車を元通りにしなければと思いました。
ひたすら自転車屋さんを目指しましたが、何故か重いのです。チェーンも外れ、車輪のよく回らない自転車を引きずるのはハードでした。
荷台のゴムバンドが外れ、道路の上を引きずっていたのを自転車屋さんについてから気づきました。
自転車屋のおやじさんに、修理を頼みました。「事故に遭ったのが分からないように、なるべく早くお願い」と、アイコンタクト。
おやじさんは、「分かった」と、返事のアイコンタクト。
今までの作業を中断し、すぐに車輪を外し修理に取り掛かかってくれました。
ペダルの向きも修理が終わりました。全体のバランス調整も終わり、おやじさんに感謝のアイコンタクト。
自分の体力も回復してきたので、その自転車で帰りました。何事もなかったようにその日の残りの米の配達を済ませました。
まとめ
歩道を横断する時の注意
・・・歩道を横断する時に注意することがあります。
車がまだ動いているときは、車が止まると見込まずそのまま横断しない。
渡る前に運転者の目を見るアイコンタクト、その後停車を確認してから、横断歩道を渡りましょう。
交通事故と魔の時間帯(午後5時~午後7時)
・・・交通事故トップクラスの愛知県警の新運動が、事故多発時間帯として午後5時~午後7時を”魔の時間帯”として注意を飛びかけています。
私が前述の事故に遭ったのも、”魔の時間帯”でした。夕暮れ時は薄暗いため、自分の身を守るよう行動したいと思います。
プライベート自転車事故
・・・その日の床に就いた時事故を思い出しました。
交通事故の時のトラック運転手に、悪い印象はありませんでした。
もし、あのままのスピードで、ブレーキなしでトラックにひかれていたら、今頃こうして、寝ていられないだろうと思うと幸運だったとさえ思いました。
これもお互い衝突した際、アイコンタクトがあったからこそだ、と今でも確信しています。
私事の交通事故の話題をはさみ恐縮です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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